乗務員教育【年間計画表・教育実施記録・マニュアル・教材】
1年間を通して、運転者に対する教育を行う項目は「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」(平成13年国交省告示第1366号)に定められています。全部で12項目あるので、1か月1項目ずつ実施しても1年で終了します。
計画表に従い、教育を実施後、必ずその記録の詳細を作成し使用した資料と一緒に保存して下さい。
また、教育を実施後、受講した運転者の理解度を測ることも必要です。その測定結果等も一緒に保存して下さい。
教育実施日に参加できなかった運転者に対しては、必ず後日実施しその日時等も記録・保存して下さい。教育に関する記録の保存期間は3年間です。
教育マニュアルについて
国土交通省の安全教育マニュアル「自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」が改訂されました(令和5年1月6日改訂)。今回の改訂は、令和4年8月に名古屋市の高速道路において乗合バスが、同年10月には静岡県の県道において観光バスがそれぞれ横転し、乗客が亡くなる痛ましい事故が発生したことを踏まえ、同様の事故を防止するため、トラック事業者においても危険箇所の情報を踏まえた運転指導等が新たに記載されたものです。各社の独自のマニュアル等と合わせて、これらをご活用下さい。
教材について
交通事故防止の教育を社内で行う際、教材や資料に困ることはございませんか。全日本トラック協会では、「事故防止特設ページ」を設置し、事故防止に関する資料の提供を行っています。資料はダウンロードできますので、下記リンク先を参照して、ご活用ください。
運行管理等